ロシア外務省の発表などによると、極東ウラジオストク沖の日本海で21日未明、北朝鮮の沿岸警備当局の船がロシア漁船に対し、無線での警告などを行わずに発砲した上、北朝鮮軍関係者とみられる要員が同漁船に乗り込み、船長を尋問した。
けが人や船の損傷はなく、漁船は航行を許可された。
漁船が所属する漁業会社は警告のない発砲などを「重大な国際法違反」だと主張。同省は北朝鮮側に経緯を説明するよう要請した。現場はウラジオストク沖約340キロの公海上で、漁船はロシア沿海地方ザルビノ港を出航後、カニを積んで韓国へ向かっていた。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130921/kor13092122450007-n1.htm