韓国では、朝鮮人慰安婦が日本軍に強制連行され、「性奴隷」生活を強いられたと考える人が多い。これに対し同書は、日本軍の関与と責任を強調しつつも、「慰安婦の自由を抑圧した主体は日本軍だけでない。人身売買などで募集して軍に引き渡し、管理した(朝鮮や日本の)業者や雇い主こそが直接的に自由を束縛した主体だった」と指摘する。
その上で、「われわれは最初につくられた『常識』ばかりに固執し、それに反する話は『右翼の妄言』と排斥してきた」と強調。「問題解決を目指すなら、朝鮮人慰安婦に関する理解を変える必要がある」と訴えている。
さらに、韓国で主流の支援活動について、「問題解決自体よりも日本政府を圧迫する韓国の力を確認する戦いになっている」と痛烈に批判。ソウルの日本大使館前に建てられた「少女像」に対しても、「韓国に好意的だった日本人にも韓国に背を向けさせ、無関心にさせた」と断じている。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201309/2013092500645
韓国ではめずらしい、何年かに一度現れる“まともな客観性”を持った発言だが、この教授も例に漏れず、“親日派”として国内世論に圧殺されてしまう可能性が高い。
村社会国家である韓国では、公の場で日本のことを擁護するような発言をすれば“日本信者”とされ社会的に排除される傾向が強いのだ。
支持率を得るため反日的言動をする歴代大統領を見ていればよくわかる。反日すれば支持率が上がる国民性なのである。
●イ・ミョンパク:天皇陛下を侮辱する発言、竹島不法上陸
●パク・クネ:“日本が加害者なのは千年後も変わらない”発言
韓国人窃盗団により日本から盗まれた仏像について「国際規約的には返還するべき」とほのめかした韓国の文化体育観光部長官も、波紋が広がり慌てて発言を引っ込めたほどだ。
韓国での売春文化は朝鮮王朝時代から歴史が古く、現在でも世界中に“出稼ぎ”に出ている売春婦が多いのも事実。世界中に10万人いるという。それに伴う仲介業者も“伝統的職業”と言えるだろう。
戦時中、これら仲介業者たちに騙されて慰安所に連れて行かれた女性も多かっただろうと想像するに難しくない。