韓国側の「反日暴走」が止まらない。与党議員らが旭日旗の使用を禁止する刑法改正案を提出したうえ、放火目的で靖国神社に潜入した韓国人が逮捕されたのだ。ヘイトスピーチ(憎悪表現)どころか、ヘイトクライム(憎悪犯罪)まで突き進む隣国について、片山さつき総務大臣政務官が冷静に戒めた。
「韓国は北朝鮮と組んで、中国の支配下に入るつもりなのでしょうか。朝鮮半島有事が起これば、一体どうするつもりなのでしょう」
片山氏がこう憂慮するのは、韓国セヌリ党の議員らが提出した刑法改正法案だ。「日本帝国主義による侵略の象徴」を禁止するとして、旭日旗などを使用した者に1年以下の懲役刑か300万ウォン(約27万円)以下の罰金を科すという。
菅義偉官房長官も26日の会見で「旭日旗が軍国主義の象徴という指摘はあたらない。大きな誤解」と不快感を述べた。
旭日旗は戦前、日本陸海軍が軍旗として制定したが、現在は、陸上自衛隊が自衛隊旗として、海上自衛隊が自衛艦旗として使用している。日韓合同訓練や有事の際には掲げて活動する必要がある。
片山氏は「朴槿惠(パク・クネ)政権が脆弱すぎるのです」といい、こう続けた。
「外に敵を作ることで、国民の批判をそらそうとしている。そこで日本がターゲットにされた。彼女にはきちんとした政治判断能力があるのでしょうか。大体、大統領就任後に日本より先に中国に行き、習近平国家主席に対して、初代内閣総理大臣である伊藤博文公を暗殺したテロリスト、安重根(アン・ジュングン)の記念碑設置を求めた人です。もっとも中国は伊藤公が親韓派だと知っていますから、相手にしませんでしたが」
お騒がせなのは、政府や国会議員ばかりではない。23日には靖国神社に潜入し、放火しようとした韓国人が逮捕された。男は、ペットボトルに入ったトルエンとライター2個を保持し、「火を付けるために神社に来た」と供述しているという。
片山氏は「単なる放火犯とは思えません。そもそも、トルエンは簡単には入手できません」と語る。
トルエンは引火性とともに毒性も強く、高濃度では麻酔作用があるため「毒物および劇物取締法」で取り扱いが厳しく規制されている。薬局などで入手する際には身分証明書と印鑑が必要だ。片山氏はいう。
「背後に何らかの組織がいる可能性も考えられます。警察は徹底的に捜査するでしょう。それにしても、韓国は官も民もおかしい。本当に心配です。ただ、安倍政権は粛々と厳しくやりますよ。積極的平和主義を打ち出して、日本を取り戻します」
(安積明子)
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130928/plt1309281453001-n1.htm