【ソウル聯合ニュース】韓国政府は18日、A級戦犯が合祀(ごうし)されている靖国神社を大勢の日本の政治家らが参拝したことを非難した。
韓国外交部当局者は「日本の政治家が過去の侵略の歴史を正当化する靖国神社を参拝してはならないというのが韓国政府の一貫した立場だ」とした上で、「日本の政治家らは歴史に対する謙虚な省察と反省に基づき周辺国と信頼を築き上げる言動を示すべきだ」と促した。
新藤義孝総務相を含む日本の国会議員約160人は同日、靖国神社の秋季例大祭(17~20日)に合わせて参拝した。
安倍晋三首相は参拝を見送ったものの、17日に「真榊(まさかき)」と呼ばれる供物を奉納した。これに対し外交部の趙泰永(チョ・テヨン)報道官は同日の定例会見で、強い懸念と遺憾を示す論評を発表した。